• ガシャで強いキャラを得るだけのもの

ゲーム性は大なり小なりあるが、ガシャで強いキャラが出たらどうあれ勝ちは確定。出なければクリア不能という時限に結局は落ち着く。最新、最難関のクエを常時無視するなら別。ゲーム性内でそれなりに楽しむことは出来るが、いかんせんルールが単純なのですぐ飽きる。キャラに愛着があるかどうかは続ける上で非常に重要な要素になっているが、そういう人はまず課金しない。

日本のゲーム会社)

私は非常に残念な話に思うが、最早日本のゲーム会社はガシャでしかテコいれが出来なくなりつつある。稼ぐには能率がいいからだ。ゲームバランスを調整するのは経験者なら誰でもわかるが非常に時間と手間がかかる。強いガシャキャラを出すというのは、手間つまりお金をかけずにお金を稼げるある意味では現代の錬金術のようなもの。会社がそれに魅了され、何よりもユーザーがガンガン課金し支持しているわけだからいずれこうなるのは当然の成行である。何せ会社というのはお金を稼ぐ組織であって慈善事業ではない。昔はそこに理念があり少なからずのブレーキや自浄作用があったが今の会社には理念なんてないのだろう。理念なき政治が国を滅ぼすように理念なき会社も同じだ。

ここに限らず最高星5と歌いながら、星5が進化して更に強い星5になったり、突然武器という概念が出てきたりして、それらは基本ガシャでしか得られない。別なゲームではサービス開始時は5が最高なのにユーザーにある程度浸透した段階で6、更に7と最高を上げてくるドラゴンボール商売。これはどこでも見受けられ、それが基本になっているのは周知の事実だ。最早 純粋にゲーム性で勝負するところは皆無に等しくなっている。

セガもゲーム開発事業を縮小すると先日発表し早期退職者を求めスマホゲーに注力するとニュースがあった。そのうち日本のゲーム会社は本当の意味でゲームを開発する能力を失いそうだ。優秀な開発者は海外へ流れ、また日本は衰退の道を歩むことになる。ま、国や会社がそれを推進しているし、何よりもユーザーがそういう会社や政府を自覚するにせよ無自覚にせよ支持しているわけだから至極当然の流れだろう。

オンラインPCゲーにも今や波及)

短納期で効率的に単価を稼ぐ必要があるスマホゲーとしては単純だがかなりよく出来た商売である。(まさかこれが成り立つとは当初夢にも思わなかったが) この5年ほど見てると、残念ながらPCゲーもそうなりつつある。ブラゲーなんか典型的にそれだ。現在のこの構造はスマホーゲーで加速しただけで、本質的な構造はブラゲーで完成していた。(私がブラゲーをやらなくなった理由でもある) PSO2やMHF辺りの大規模ゲームはマンパワーがかかっている分、短期的にガシャで無茶をしても回収できないからだましまだしやらざるを得ないがその本質は大きくはずれない。PSO2等はいかにガシャを回させるかにかかっており、内容そのものは疎かになりがちだ。

MHF)

まだ頑張っている方だ。何せ強化素材は必要だし、マネーもかかるしモンスターと戦う必要がある。その為、リアルスキルのないプレイヤーが対象を倒せず寄生プと化し何もしない人が増加傾向にある。これはモンハンの根幹を否定するように感じるが、結局G級装備を手にいれたらそれでやれるのだから仕様側に問題あると言える。スマホゲーと同じ現象だ。恐らく彼らは短期で重課金し一気にG級へ行く。(つまりスマホゲーとプレイスタイルが同じ) 下のサーバーでドヤ顔で訪れる者も僅かだがいる。(勿論、トライアルで来ているプレイヤーもいるので同一視はいけない) 実際たまに見るのだがG級装備なのにやたら立ち回りが酷く単なるゴリオシで即死攻撃をガンガンくらって全滅したケースがあった。即死攻撃で即死しない装備なのに倒れるぐらいくらっている。bot並の酷さである。いや、今どきのbotのほうがいい動きしそうだ。

しかしMHFそのものは超課金制度になっている。ガシャも導入されているので、月課金・オプション課金・アイテム課金・ガシャ課金・パッケージ課金と驚異的な集金ゲーと化しているのは事実だ。ただスマホゲーのようにそれをしないとクリア出来ないとか他に選択肢は無いに等しいわけではないのでギリギリ選択肢にとどまっているように思うが、それも怪しさを増している。それぞれのプレイスタイルや目的にあった遊び方は出来るだろう。まだ良心的だ。これを良心的と言わざるおえない遣る瀬無さは否めないが。

WOT)

伝統的な課金スタイルを踏襲し大きく崩れない。無課金で完全に遊べるが、月課金も敷居は低く嘗てのオンラインゲームを彷彿とさせる値段だ。課金戦車はあるがおしなべて控え気味で一部突出した戦車もあるが規格外というほどではない。また、それらは随時調整されている。プレイ実況等を見ると唯一重課金者とおぼしきプレイヤーは常時金弾と呼ばれる課金弾を撃っているようだが、極端にゲーム性を損なうまでには至ってないと思われる。何せこのゲーム、味方のリアルスキルがヘボいと即効で全滅してしまう。オンライン対戦ゲームとしてはこれまでに無いほど完成度は高いと感じている。常時、最高Tierの戦車だけで遊ぶのであれば倉庫課金も不要だが、ここは人情として愛着がある戦車は売れないので倉庫課金はせざるを得ない時期がきるだろうが倉庫の値段は非常に安い。また低Tier戦は高Tierにない面白さがある。気が向いたら遊びたい。

PSO2)

これは完全アイテム課金なので自ずとしるべし。ただ謳い文句通り完全無料で遊べるには遊べる。重課金を強いるゲームにはなっていない。しかしWOTのように常時マップや戦車を調整し、飽きることがないような施策は行われていないように思う。期間限定クエ等をみても基本使い回しなのでゲームを面白くすることに関しては必ずしも前向きとは言い難いだろう。ただ、課金しないとゲームが出来ない!というわけでもない。ただ高難度のクエを自前の武器でやることはかなり厳しく、その点はスマホゲーに似ている。個人的にはキャラを愛でてチャットでワイワイするゲームの域を出ない。

WARFRAME)

アイテム課金型で、課金しないと倉庫が速攻で埋まるので倉庫は課金しないとまともに継続プレイは出来ない。勿論、スクラップ&ビルドで育てては売りを繰り返せば遊べるが。課金武器はどちらかというと弱めで通常兵器の方が強いという面白いパターン。コレクションを増やすと倉庫が埋まるのでその度に倉庫課金したり、プレイで素材を得るのを省略したい場合に課金したりと、本来のアイテム課金の範囲内に収まっている。一時期ガシャをやろうとしたことがあったが、開始草々に世界中から袋タダキにあい、即効でやめた過去があったと思う。

面白いゲームをするならベースがオフラインでマルチでオンが妥当か)

最早オフゲー以外でマトモなゲームは見受けられなくなってきた。作りこまれたゲームをオフで楽しみ、終了後に追加コンテンツで楽しむ。そしてオンラインマルチプレイで更に楽しむ。こうなると重要なのが野良プレイヤーではなく、気の合うプレイヤー探しだ。また時間が合う必要もある。現代人はとにかく老若男女忙しい。これらがマッチした時、最高のゲーム体験が出来るのだろうと思う。私等のライフサイクルを思うと、やはりオフゲーで楽しむかモンハンで適当に狩りを楽しむぐらいが関の山になっている。そういう意味では今後Steamのオフゲーを中心にこのサイトの記事も移行していくかもしれない。

強さのみに楽しみを見出す先はこうなる。これは目に見えており、それはもうゲームとは私は思えない。プレイヤーは単なる薬物中毒患者と大差なく、当たるまでは常にフラストレーションを溜めた状態であり、得た日には落差=快楽でより中毒化する。現在、究極的な1つの姿としてアメーバのピグワールドあたりその姿を示しており絶賛患者は増加中のようだ。恐らくスマホゲーもここ1年ほどでああなるのだろう。

忘れてはいけない。多くの人にとって、ゲームは楽しむ手段の一つであって、生きる目的ではない。自分が何を求めているかは都度確認した方がいいかもしれない。気づかないうちにゲームをすることがフラストレーションになっていることはある。

 

 

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